こんにちは!埼玉県川口市を拠点に内装工事を手掛けている株式会社松本内装です。
内装職人に興味を持った際に、「LGSや石膏ボードってそもそも何?」「規格サイズや施工手順が複雑で難しそう…」など、疑問や不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
LGSと石膏ボードは建物の見えない部分を支える重要なコンビであり、この基本知識と正しい施工手順を身につけることが、一流の職人として安定して稼ぐための第一歩となります。
この記事では、これから職人を目指す方に向けて、LGSの規格サイズや種類から、具体的な施工手順、さらには単価相場や稼げる職人になるための実践スキルまでを分かりやすくご紹介していきます。
内装業界で手に職をつけたい方や将来的に独立を目指している方はもちろん、全くの未経験から挑戦したい方にも分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
■ 知っておきたいLGS規格サイズと種類

LGS(軽量鉄骨)は、内装工事で壁や天井の骨組みとなる重要な建材です。用途に合わせて適切な規格サイズや種類を選ぶことが、施工の品質に直結します。
・ 壁と天井で違う?スタッドの規格と役割
スタッドとは、壁の柱となる縦向きの部材のことです。天井と床に固定したランナーというレールに差し込んで使います。壁用と天井用では求められる性能が異なるため、規格が分かれています。
【スタッドの主な種類と用途】
・壁用スタッド:石膏ボードを貼るための垂直な下地材
・天井用スタッド:天井の重さを支えるための水平な下地材
例えば、店舗やオフィスなどの高い壁を作る現場では、より強度の高い幅の広いスタッドを選びます。設計の寸法に合わせて、ミリ(mm)単位で部材をカットして骨組みを作ります。
・ JIS規格とは?材質の品質と違い
LGSの多くは、JIS(日本産業規格)という国が定めた品質基準をクリアしています。JIS規格品は、サビに強く耐久性に優れた材質で作られています。
【JIS規格品を使うメリット】
・建物の安全性と品質が安定する
・長期間サビにくく耐火性にも優れる
・施工時の寸法誤差が少なく精度が上がる
材料の価格やコストを抑えるために規格外の部材を使う業者もいますが、品質を重視する現場ではJIS規格品が一般的です。建物の寿命を延ばすためにも、適切な材料選びが欠かせません。
・ 現場でよく使うLGSの厚みとサイズ
LGSの厚みは、建物の構造や壁の高さによって使い分けます。一般的な内装工事で使われるLGSの厚みは、主に以下の2種類です。
【よく使われるLGSの厚み】
・0.8mm:一般的な住宅や店舗の間仕切り壁に使用
・0.5mm:天井の下地や負担の少ない箇所に使用
厚みが0.8mmの軽量鉄骨は、ビスで石膏ボードを固定する際もしっかりと効きます。一方、0.5mmの部材は軽くて加工しやすいのが特徴です。現場の状況に合わせて適切なサイズを選び、安全で頑丈な下地を組み上げます。
■ 失敗しないLGS壁下地の施工手順3ステップ

LGS壁下地の施工は、建物の安全性を左右する大切な工程です。図面通りに正しく骨組みを組み立てることで、美しい仕上がりへと繋がります。
・ 壁の納まりとは?施工要領書を見るポイント
施工要領書とは、工事の正しい手順やルールを分かりやすくまとめた説明書のことです。部材がどう繋がるかという「壁の納まり」を事前に確認し、正確な作業を進めます。
【施工要領書で確認するポイント】
・ランナーやスタッドを固定する位置と間隔
・ドアや窓など開口部の補強方法と専用部材
・ビスの種類や適切な深さで打ち込む箇所
事前に完成形をイメージすることで、やり直しなどのミスを防ぐことができます。設計図通りにミリ単位の精度で組み立てる高い技術が必要です。
・ 頑丈な壁を作る!軽量鉄骨を組む3つのピッチ
ピッチとは、柱となるスタッドを一定の間隔で立てていく寸法のことを指します。石膏ボードのサイズに合わせて、等間隔に配置して固定するのが基本です。
【一般的な壁下地のピッチ間隔】
・303mm:強度が必要な壁や重いものを掛ける箇所
・455mm:一般的な住宅やオフィスの間仕切り壁
ピッチが広すぎると壁がたわみ、クロスにひびが入る原因になります。さらに、壁の揺れを防ぐために「振れ止め」という横向きの部材を通します。これにより建物の耐震性も向上します。
・ 天井はどう組む?角スタッド工法の特徴
天井の下地作りには、角スタッド工法という方法がよく使われます。これは四角い筒状の軽量鉄骨を使い、頑丈な天井の骨組みを作る技術です。
【角スタッド工法で施工するメリット】
・重い天井材を貼ってもしっかりと支えられる
・ハンガーなどの吊り部材が少なく施工がスムーズ
・エアコンなどを通す天井裏のスペースを確保しやすい
天井の高さに合わせて部材をカットし、水平を保ちながらしっかりと固定します。ズレがないよう正確に組み上げることで、高品質な天井下地が完成します。
■ 綺麗な壁面を作る!LGSボード貼りの3つのコツ

LGSで作った骨組みに石膏ボードを貼る工程は、内装の仕上がりを決定づける重要な作業です。建物の用途に合わせて適切な材料を選び、精度の高い施工を行います。
・ 用途で選ぶ!石膏ボード3つの種類と特徴
石膏ボード(PB)には、防音や耐火性など様々な性能を持つ種類があります。現場の環境や設計に合わせて最適な建材を選びます。
【代表的な石膏ボードの種類】
・通常の石膏ボード:一般的な住宅やオフィスの壁に使用
・強化石膏ボード:耐火性が高く、火災に強い壁を作る際に使用
・シージングボード:防水加工がされており、水回りに使用
例えば、飲食店などの厨房近くでは、水や湿気に強いボードが必要です。適切な材料を選ぶことで、建物の寿命を長く保つことができます。
・ どう合わせる?電気工事と連携する施工手順
壁の中にコンセントやスイッチの配線を隠すため、ボードを貼る前に電気工事とタイミングを合わせます。この事前調整が、現場の作業効率を大きく左右します。
【電気工事と連携するポイント】
・配線を通す箇所を事前に確認してLGSの隙間を確保する
・コンセントの位置に合わせてボードを正確に丸くカットする
・後から配線を傷つけないよう、ビスを打つ箇所に注意する
ボードを貼った後から配線を直すのは大変な手間がかかります。他業種の職人と声を掛け合い、現場全体でスムーズに作業を進めます。
・ プロの技!クロスを綺麗に仕上げるジョイント処理
石膏ボードの表面に壁紙(クロス)を貼る際、ボード同士の継ぎ目が平らでないと、仕上がりに凹凸ができてしまいます。
【綺麗な仕上がりを作る手順】
・ボードの継ぎ目(ジョイント)に専用のパテを塗って隙間を埋める
・パテが完全に乾いたらヤスリで削り、表面を滑らかに整える
・ビスの頭が飛び出していないか、指で触って細かく確認する
この下地処理の精度が、最終的な内装の美しさを大きく左右します。見えない部分の小さな凹凸を無くす技術が、プロの職人に求められる品質です。
■ 軽天工事の最新単価相場は?稼ぐための知識

軽天工事やボード工事でしっかり稼ぐためには、業界の単価相場や仕組みを知ることが大切です。技術力と施工スピードを上げることで、収入は着実にアップしていきます。
・ ボード工事の人工とは?単価が決まる仕組み
建設業界では、職人1人が1日働く労働力の単位を「人工(にんく)」と呼びます。軽鉄の下地組みや石膏ボードを貼る作業も、この人工をもとに工事の価格や単価が計算されます。
【人工と単価が決まる主なポイント】
・職人の経験年数や持っている専門的な資格
・現場の規模や工期の短さなどの施工条件
・天井の高さや形状といった作業の難易度
一般的な軽天工事の人工単価は、1万5千円から2万円程度が相場と言われています。高品質な施工を短時間で終わらせる技術があれば、単価交渉もしやすくなり、より高い収入を得ることが可能です。
・ 稼げる職人の圧倒的な施工スピード
独立して高い年収を得ている職人は、無駄のない動きで圧倒的な施工スピードを誇ります。ただ早く作業するだけでなく、後戻りのない正確な仕事が求められます。
【施工スピードを上げるための工夫】
・図面を事前に読み込み、必要なLGSやボードの枚数を正確に把握する
・材料をカットする回数を減らし、現場でのゴミや端材を出さない
・常に次の工程を予測して、ビスや専用の工具を使いやすい位置に置く
早く仕上げることで、1日にこなせる作業面積が増え、結果的に利益が大きくなります。スピードと品質を両立させることが、プロの職人として稼ぐための最大の武器です。
・ 現場で役立つ3つの実践スキル
現場で重宝され、長く活躍し続けるためには、単にボードを貼る以外の総合的なスキルが必要です。他の業者とスムーズに連携する力が、仕事の依頼を途切れさせない秘訣です。
【現場で求められる重要なスキル】
・レーザー墨出し器を使い、水平と垂直をミリ単位で正確に出す技術
・クロス職人が仕上げやすいよう、ジョイント部分の段差を無くす配慮
・電気工事や設備工事の担当者と工程を調整するコミュニケーション能力
これらの実践的なスキルを身につけることで、元請けからの信頼が厚くなります。下地から仕上げまでの全体像を理解した職人は、どの現場でも必要とされる存在になります。
■ まとめ
今回は、内装工事の要となるLGS(軽量鉄骨)と石膏ボードについて、規格サイズや施工手順、稼げる職人になるためのポイントを解説しました。
壁や天井の骨組みを作るこれらの工程は、建物の見えない部分を支える非常に重要な役割を担っています。正確なピッチでLGSを組み、ボードのジョイントを綺麗に仕上げる技術は、まさに一生モノのスキルです。
■ 一流のLGS・ボード職人を目指すなら松本内装へ

株式会社松本内装では、建物の見えない下地から最終的なクロス仕上げまで、一貫して手掛ける高い技術力を強みとしています。
現在、私たちと一緒に「見えないところにこそ価値がある」という理念のもと、高品質な空間づくりに挑戦してくれる仲間を募集しています。LGSや石膏ボードの知識が全くない未経験の方でも、平均業歴10年以上のベテラン職人が一から丁寧に指導するので安心です。
当社では、下地組みから仕上げまで幅広い工程を経験できるため、市場価値の高い「多能工」へと最短で成長できる環境が整っています。
また、現場での円滑なコミュニケーションを大切にし、残業時間の削減や休日取得など、働きやすい職場づくりにも力を入れています。頑張りや技術の向上はしっかりと給与に反映されるため、将来的に独立を考えている方や、年収アップを目指す方にも最適な環境です。
「手に職をつけて安定して稼ぎたい」「自分の手で空間を創り上げる達成感を味わいたい」という方は、ぜひ一度お話ししませんか。少しでも興味を持っていただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

